沖縄本島、超穴場の超絶景スポット
日本一周、1年半に及ぶその放浪の旅路の半分近くを費やした沖縄。
そこには数々の出会いがあり、絶景があり、感動があった。
本土を除いた日本最大の島である「沖縄本島」は、
素晴らしい景勝地が多いが、当然ながら観光客も多く
どこもかしこも人でごった返している。
「素晴らしい景勝をのんびりと堪能することが難しい」というのが沖縄本島の現状であるが、
「穴場の絶景地が存在しない」という訳でない。
今回は、知る人ぞ知る沖縄本島の隠れ絶景スポットを紹介する。

1.見渡す限りの楽園 ジュゴンの見える丘
「ジュゴンの見える丘」とは、沖縄本島の中部東岸、嘉陽集落の北に位置する丘陵であり
パラグライディングのテイクオフ・ポイントとなっている。
観光案内版はないため、丘への入口は分かりにくく、
また、入口から丘までは700m、約15分ほど歩くことになる。
しかし丘の上から望む景色は沖縄本島でも1・2位を争うほどの絶景。
是非、その眼でこの楽園の光景を眺めみてほしい。

南のギミ崎から嘉陽ビーチ、そして北のバン崎まで続く美しいリーフ。
エメラルド色に輝く海には岩礁が浮かぶ。

アクセスが悪く観光客がほとんど来ない穴場スポットなので、
ゆっくりと、この絶景を堪能することができる。

2.沖縄一の絶景岬 天仁屋崎
「天仁屋崎」とは、沖縄本島の中部東岸、天仁屋集落の奥に位置する岬である。
天仁屋には「嘉陽層の褶曲」と呼ばれる国の天然記念物があるが、
地形マニアでもない限り、観光に来ることはない土地だろう。
天仁屋崎への入口は集落の裏手、広大な耕作地の奥の方にあるが、
はっきりいって、ここも分かりづらい。
穴場中の穴場どころか、まず観光客が訪れることのないこの僻地に
沖縄で随一の絶景岬が存在するなんて誰が思うだろうか。

耕作地の奥の入口から1kmほど森の道を進むと、視界が開け赤土の台地と御嶽が現れる。

赤土の断崖の下は美しいリーフ。それが天仁屋崎の突端まで続く。


天仁屋海岸の反対側にまわると目の前には広大な入り江、その奥にはヤンバルの山々が霞む。

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