小笠原のサンタクロースはおが丸に乗ってやってくる!
クリスマス前夜に良い子のもとへプレゼントを持って訪れるサンタクロース。
小笠原の父島では、空飛ぶトナカイのソリではなく、
東京と父島結ぶ客船おがさわら丸に乗ってサンタクロースはやってくる。
ただ、サンタのプレゼントは0~6才までの島の未就学児が対象で、
残念ながら、小学生以上と観光客の子どもは良い子でも貰うことはできない。
尚、母島ではサンタは「ははじま丸」に乗ってくるそうだ。

粋な小笠原海運でも、流石に、
入港日が12月24日となるように特別にスケジュールしてはいないので
おがさわら丸に乗ってやってくる「おが丸サンタ」は、
例年、クリスマスより前の日にやってくるそうだ。
2016年は、たまたま、おがさわら丸の入港日が12月24日に重なったため、
子どもたちはクリスマスにプレゼントを貰うことができた。
1.おが丸サンタからのプレゼントは港で貰う
快晴の空の下、二見港に「おが丸サンタ」を乗せた「おがさわら丸」が入港。
暖かい南国のクリスマスは内地の観光客にとっては不思議な体験だ。

クリスマスの二見港では、南洋踊りや太鼓ではなく、
スティールパンでおがさわら丸をお出迎え。

サンタクロースは、乗船客が全て下船した後、父島に上陸する。
観光客、島民、みんながサンタを取り囲む。
夢を壊すようだがサンタの正体は役場職員や小笠原海運関係者だそうだ。
「サンタの衣装・ヒゲがちゃちい」と島民から苦情(意見?)が寄せられてるそうだが、
改善はしてないようだ。

クリスマスプレゼントは、流石にソリではなくコンテナに積まれている。
コンテナの前でサンタクロースとトナカイが子どもたちにプレゼントを配る。
因みに、0~2才の子どもはトナカイ、3~6才の子どもはサンタクロースから
プレゼントを受け取る。

2.番外、民宿がじゅまる のサンタばーば
おが丸サンタとは関係なく、個人的に御菓子を配っているサンタが父島にいる。
それは、港の目の前、大村集落の入口にある民宿がじゅまるのおばあちゃんだ。
プレゼントを階段に括り付け、子どもたちが来るのを
手ぐすねを引いて待ち構えているカワイイサンタばーば。
階段の上にサンタクロースの衣装を掛けているのは、
「この宿にはサンタクロースが泊まっているよ」という演出だそうだ、細かい。

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