[540日目]父島南部の広漠なブタ海岸
父島の南部、中山峠を越えた先に広がるブタ海岸。
かつて、この海岸沿いでブタを飼っていた事が名前の由来だそうだ。
ロース記念館のおばあちゃんの話だと、
小笠原では、土地に対して、けっこう適当に名前を付けてたそうだ。
ブタに失礼かもしれないが、
あまり南の島のビーチに相応しい名前とは思えない。
名前はどうあれ素晴らしいビーチであることに変りはないので、
今日は、このブタ海岸へと足を運ぶ。
走破したルート (28 km)
中山峠を越えてブタ海岸へ
小港から先に道路はなく、
ブタ海岸がある島の南岸へは自然歩道を歩いてアクセスする。
ブタ海岸へ続く遊歩道の入口、八ツ瀬川に架かる八ツ瀬橋を渡る。
八ツ瀬川は島一番の河川で、上流には父島の水がめ「時雨ダム」がある。

八ツ瀬橋から、小港海岸に流れ込む八ツ瀬川を望む。
川の流れは非常に緩やかなので、川面に青い空と白い雲がに映りとても神秘的だ。

10分ほどで中山峠に到着。
ここからの景色は父島の絶景スポットの1つ。
小港の白い砂浜とエメラルドの海がとても美しい。

頭上には父島を横断する前線の薄雲。

ブタ海岸
峠からを20分ほど南へ下るとブタ海岸に到着する。
湾の向いには南島があり、波が穏やかな砂浜の海岸だ。

西日に照らされるブタの砂浜と中山峠。

ブタ海岸の右側にある饅頭岬を挟んで反対側に位置する海岸。
こちらの海岸は外洋に面しているため波が荒い。

饅頭岬から望む島南部の岩礁。沖に浮かぶのは南島。

饅頭岬から望む野羊山。

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