[532日目]母島の南部は素晴らしい景勝地だ
母島の素晴らしい景勝は島の南に集中している。
しかし、例え景勝が無くとも、
都道の最南端、そして日本で一番南にある郷土富士
この2つの存在だけで、端っこジャンキーのライダーならば行かずにはいられない場所なのだ。
走破したルート (33 km)
母島内で宿を移動
12月10日は父島母島交流スポーツ大会が母島で開催されるため、
父島島民、百数十名が母島に来島・宿泊する。
その対応のためユースホステルは満室、
今日だけ別の宿「民宿 ビラこぶの木」に移ることとなった。

1泊、個室素泊りで5250円。
ユースホステルとは違ってキッチンが完備されているので、
自炊して長期間滞在するなら、この民宿が島最安値となる。
※ただし、女性専用の宿、亜太郎を除く

がっつり食べるなら大漁寿司
大漁寿司、サロン・ルシエルとお昼ごはんを食べ比べてみたが、
男がガッツリ食べて満足するなら、やはり大漁寿司だ。

2品しかメニューのないルシエルと違って、色々選べるのもいい。

今日は牛とじ丼を食べる。
980円と高いが、ボリュームたっぷりなので大盛を注文していると思えばいい。

まずは都道の最南端へ
お腹が満たされたので母島の南端にそびえ尖る小富士へと向かう。
母島の小富士は日本の郷土富士の中で一番南に位置する山だ。
標高100mに満たない山なので、登山というよりはハイキングに近い。
小富士への遊歩道の入口は都道最南端にある。

北緯26度37分、東経142度11分。ここから母島南端の小富士へと向かう。

小富士へと向かう道
アダンの近縁種タコノキが生い茂る遊歩道。
小富士までの道程には幾つもの景勝ポイントがある。

遊歩道の中間地点にあるスリバチ展望台。

ラテライトと呼ばれる赤褐色の土壌が浸食されてできたスリバチ状のくぼ地だ。

スリバチ展望台から更に進むとワイビーチがある。
ホワイトビーチが訛ってワイビーチだそうだが、
観光案内版は「Y Beach」となっているのは何故?

岬を挟んでワイビーチの反対側にある南崎へ。

沖に浮かぶ島々を望む絶景のビーチ。

日本で一番南にある郷土富士
駐車場から徒歩40分、日本で一番南にある郷土富士の小富士に登頂。
眼下には鰹鳥島、沖には姪島、妹島、姉島、平島が浮かぶ。
ここは母島に寄り添う島々を一望できる素晴らしい展望スポットだ。

青い海と白い海岸が美しい南崎の景色も素晴らしい。

島の南端から母島を望む。島の南部はビロウとタコノキのジャングルだ。

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