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[529日目]小笠原 父島の名道 夜明道路を走る


生憎の曇天だが、念願の小笠原 父島を愛車でツーリングする。

父島の尾根を縦貫する夜明道路は、日本の名道にこそ選定されてはいないが、
名道と呼ぶに遜色ない素晴らしい展望道路がある。

ライダーならば、この夜明道路を走り道沿いに点在する展望台を巡らない訳にはいかない

走破したルート (49 km)


夜明道随一の後継 長崎展望台

奥村の集落から夜明道路に入り、
小気味よい連続カーブで旭山を登った先にある長崎展望台へ。

2016_1207_1_長崎展望台1

展望台は、駐車場から遊歩道を20mほど進んだ先にある。

東の海へと真っ直ぐに延びる長崎、曇天でも青く美しい海、沖に浮かぶ東島。
夜明道路でも随一の光景が眼下に広がる。
2016_1207_1_長崎展望台3


長崎を別角度で望む旭平展望台

長崎展望台から夜明道路を少し南下した所にある旭平展望台。
ここの展望も素晴らしいが、長崎展望台とあまり代わり映えしない
長崎展望台で景色を見ているのならば無理に立ち寄る必要はない

2016_1207_2_旭平展望台1


初寝浦展望台

夜明山の東側、遊歩道を150mほど進んだ先にある初寝浦展望台。
ここは初寝浦の美しい砂浜を遠望する展望台だ。

眼下の砂浜へは徒歩50分、往復で2時間はかかるので
十分な飲み水を準備してから行こう。
2016_1207_3_初寝浦展望台3

展望所には軍用施設の廃墟もある。
2016_1207_3_初寝浦展望台1

廃墟の内は落書きだらけ。
廃墟に落書きは付きものだけど、戦跡に落書きは如何なものかな。
2016_1207_3_初寝浦展望台2


父島の道路の最南端は小港

夜明道路を走り抜け、島の南部、小港海岸へ。
バイクで行ける父島の最南地点がここだ。

バスロータリーの中心にはガジュマルの樹。
ここには駐輪場がありバイクを駐車することができるが、
車は600mほど手前の駐車場に停める必要がある。

2016_1207_4_小港海岸1

木々のトンネルを抜けて海岸へ
2016_1207_4_小港海岸2

小港の海岸には綺麗な白砂の砂浜が広がる。
2016_1207_4_小港海岸4

2016_1207_4_小港海岸3


中山峠の素晴らしい展望

小港から先に道路はなく、島の南岸へは自然歩道を歩いて行く。
八ツ瀬川に架かる橋を渡り南部へと進入する。

2016_1207_5_中山峠展望台1

15分ほど山道を登ると、素晴らしい展望の中山峠展望台に辿り着く。
ここから美しい小港の砂浜、海岸、海を一望できる。
2016_1207_5_中山峠展望台2

西に延びる尾根。右手が小港海岸、左手はブタ海岸となる。
2016_1207_5_中山峠展望台4


小笠原 唯一のラーメン屋へ

大村集落に戻りお昼ごはんを食べる。
奥村集落や扇浦集落にもランチできる店はあるのだが、
やはり大村が充実している。

小笠原唯一のラーメン屋かがや亭」でラーメンを食べることにする。
2016_1207_6_かがや亭1

注文したのはチャーシュー麺。
スープは塩ベースの醤油であっさりしている。
950円とやや高いが、物価の高い小笠原では仕方がない。
自家製チャーシューが美味しいので、損した気分にはならない。
2016_1207_6_かがや亭2


二見桟橋でバイクの航送受付

明日、母島へと渡る。
母島への渡島手段は週5便で運行する客船ははじま丸のみ。

おがさわら丸と同様に、ははじま丸もカーフェリーではないので、
バイクは貨物として航送することとなる。

貨物の受付タイミングは以下の2通り。
① 当日、出航の1時間前
② 前日、父島入港後すぐ

明日の出航は7:30と早いため、前日に手続きをする。

尚、事前に電話で連絡しておくとスムーズに手続きができる。
というか、前日に待合所窓口は開かず、作業員はせわしく荷役作業しているので、
事前連絡しておかないと受付タイミングを逃す恐れがある。
2016_1207_7_二見港1

16:00、ははじま丸が入港。荷下ろし作業の後にバイクの受付を行う。
2016_1207_7_二見港2

バイクはコンテナに載せて積載される。
航送料は排気量で決まり、250cc以上のバイクは8056円だった。
2016_1207_7_二見港3
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