[389日目]ミヨチョン岳(32/47都道府県)
請島大山(おおやま)のミヨチョン岳に登る。
大山の山頂がミヨチョンと誤解されてるようだが、
大山の山頂は北側にある峰(標高398m)で、ミヨチョンは南側の別の峰(標高356m)
走破したルート (16 km)
大山への入山
島最高峰の大山一帯に入山するには、
教育委員会への申請と、地元「みのり会」会員の同行が必要。
正式な入山手続きは
① 入山の申請用紙を記入
② 古仁屋にある教育委員会に申請用紙をFAX
③ 教育委員会が請島の「みのり会」に連絡
④ 「みのり会」が会員を派遣
の順だが、実際は、
① 宿で申請用紙を記入、教育委員会にFAXして貰う
② 宿の女将の息子さんと区長に挨拶に行く
③ 区長が息子さんに「よろしく」と一言
④ 息子さんと山に登る
現在「みのり会」にはお年寄りしかいないので、結局、島の若手が同行するのだそうだ。
同行料は3000円
登山道の入口は夕日台の少し先にある

草木を刈る鎌と清めの塩。
塩を舐めて身を清めてから山に入る

そして、ハブ除けの杖

いざ、ミヨチョン

大山 登山道
最初の難関。ロープをよじ登る

途中、斜面に突き出た岩石

岩の上に乗り、木々の隙間からタンマ瀬を望む

ミヨチョンに近づくと岩がゴロゴロしてくる

木に寄生するオオタニワタリ

山頂手前の最後の難関。杖を置き、ロープを握りしめ山肌を伝っていく

入山して40分、脚立を上り「ミヨチョン」へ

大山 ミヨチョン岳
ミヨチョンからの展望。
池地の集落と港を一望。沖には丹手島、その先に加計呂麻

島を一望する絶景

眼下には太平洋の大海原

ガッツがあれば何でもできる。そう山にも登れる

電線の道
島の北東部、海岸沿いを走る道へ

島の北東にある名もなき海岸が美しい

島の電気は海底ケーブルを通して
加計呂麻島(西阿室) → 与路島 → 請島
の順で通じている。
ここは、与路島から渡ってきた電気を渡す電柱が立ち並ぶ「電線の道」だ

加計呂麻を一望する素晴らしい展望

電線の道を右に逸れた先にある電波塔、展望はない。
奥に「計良治崎」へと続く道があるが草木に埋もれてしまってる

電線の道の先は「与路島」。ハブが怖いんで、ここらで引き返す

池地の集落
川沿いのあるデイゴの巨木

島の郵便局は池地にある

休校となった池地小中学校。校門にはデイゴ

掲示板の裏。島の人口は131人だそうだ(平成25年1月時点)

再校となる日はくるのだろうか

校庭の脇に奉安殿。
奉安殿とは、戦前に天皇と皇后の御真影と教育勅語を納めてた建物だそうだ

クンマ海岸
クンマ海岸へ

いつ見ても美しい海岸

この白く美しい砂浜と

清く青い海を独り占めする

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