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リターンライダー GPSロガーで NC750X の走行ルートを記録


Google Map」上にツーリングのルートを表示したいので、GPSロガー「i-gotU GT-600」を購入。



i-gotU GT-600

この「GT-600」、内蔵バッテリーだけでなく「外部電源供給(USB)」できるのがイカしているが、ロガーの状態を「LEDインジケータの点灯ぐあい」のみで判断するため、
慣れるまでは、ロガーの挙動が分かりにくい。

また、ネット購入において、

正規販売店で購入しないと「サポート対象外」

というトラップがある。

そのことを知らずに別の販売店で購入してしまったため、
メーカーに問い合わせができないどころか、

「ホームページのFAQの閲覧」さえできない有り様である。

だいたい、シリアルNoで「FAQの閲覧」を制限する必要なんてあんのか?


GPSデータ

GPSデータは「GT-600付属ソフト」でロガーから抽出することとなるが、
エクスポートできるデータ形式は「GPX」である。
Google Mapで使用可能な「KML」に変換するためには「GPS Babel」等のソフトが必要となる。

- GPSBabel ダウンロード先

因みに「GT-600付属ソフト」は「Google Earthの劣化版」みたいなもん。
ヘルプも微妙なんで、頑張って使う必要はあまりない。

GPS Babel」バベルの使い方はとても簡単。
①入力ファイル(*.gpx)を選択、②変換形式(Google Earth Keyhole Markup Language)を選択、③出力先(*.kml)を入力し、④OKボタンを押す。これだけ。

GPSBabel.png


Google Earth

KMLに変換しただけのデータでも「Google Map」上に表示できるが、
大量のPointデータは不要だし、GPSデータはズレていることが結構ある。
これらは「Google Earth」を使って修正する。

- Google Earth ダウンロード先

まずは、不要な大量Pointデータの削除
左側のツリーから「Points」を選択して削除する。(Deleteキーでも可)

GE01.jpg


続いて、ズレたパスの修正
左側のツリーから「Path」を選択して「プロパティ」を表示し、
その状態でマップのルート(青ライン)をクリックして「点」を追加する。(削除はDeleteキー)
「点」をドラッグして、ズレを修正する。

GE02.jpg

GE03.jpg


写真の追加」や「ルートのスタイル変更」もGoogle Earthでできる。

ピンアイコンで目印を地図上にプロットし、
説明タブの「画像のURL」に画像ファイルのURLを入力してOKボタンを押す。
GE05.jpg

「Path」の「プロパティ」を選択して、「スタイル、色」タブで変更する。
GE06.jpg


編集できたら左側のツリーから「Tracks」を選択して「名前をつけて場所を保存」でKMLファイルとして保存する。


Google Map

Google Map」上に「KMLデータ」を表示するのは難しくない。
以下のコードを記述するだけでよい。

<link href="http://code.google.com/apis/maps/documentation/javascript/examples/default.css" rel="stylesheet" type="text/css">
<script type="text/javascript" src="http://maps.google.com/maps/api/js?sensor=false"></script>
<div id="map_canvas" style="width: 690px; height: 480px; border:#000000 solid 1px; max-width: initial;"></div>
<script type="text/javascript">
var map;
var ctaLayer = new google.maps.KmlLayer('(KMLファイルのURL)');
function showCanvas() {
var myOptions = {
}
map = new google.maps.Map(document.getElementById("map_canvas"), myOptions);
ctaLayer.setMap(map);
}
showCanvas();
</script>


※FC2ブログでは「max-width」が邪魔してChromeでの表示が崩れることがある。その場合は「initial」で初期化する。


「横浜」から「西湖」までツーリングしたときのルートは、Web上でこのように表示される。



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