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絶景を誇る穴場の離島 下甑島


鹿児島の西の海に浮かぶ甑島列島は
有人島である上甑島中甑島下甑島と多くの無人島からなる列島である。

甑(こしき)」とは「蒸籠(せいろ)」のことであり、島の名前は、
中甑島にある「蒸籠の形をした巨岩」を明神様として祀ったことに由来するそうだ。

下甑島は甑島列島の中で一番大きな島であるが、
その地形は険しく、数少ない平野部に集落が形成されている。
海岸は急峻であるため海沿いの道路はなく、
集落と集落を結ぶ道は山間を縫い、とても走り応えがある

鹿児島の離島と言えば、屋久島や奄美群島などが有名だが、
この下甑島も自然の素晴らしさでは劣ってはいない。

今回は、素晴らしい景観を誇る下甑島の景勝地の中でも、
特に素晴らしい絶景スポットを4ヶ所紹介しよう。
2017_0624_4_鹿島断崖1

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薩摩の離島の情景 上甑島


鹿児島の西の海に浮かぶ甑島列島は
有人島である上甑島中甑島下甑島と多くの無人島からなる列島である。

上甑島と中甑島は中島を中継地として2つの大橋で繋がっており、
2018年度に藺牟田瀬戸架橋が完成し、中甑島と下甑島が繋がれば3島を一気通貫で走り抜けることが出来るようになる。

いちバイカーとして、橋の完成がとても楽しみである。

前回は下甑島の素晴らしい絶景を紹介したが、今回は上甑島・中甑島のおススメ景勝地を紹介する。

2017_0702_0_木の口展望所1

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沖縄の断崖展望スポット 絶壁のバンタ


沖縄の景勝地には「バンタ(またはハンタ)」と呼ばれる場所がいくつか存在する。
初めて沖縄を訪れた観光客は、バンタという文字を見ただけでは一体何のことか分からないだろう。

「バンタ」とは沖縄・奄美地方の方言で「崖のふち」のこと。
観光案内板に○○バンタとあれば、絶壁の展望スポットと思っていいだろう。

沖縄で最も高い於茂登岳(石垣島)でさえ、その標高はたった526m。
そして沖縄のほとんどの山の山頂部は、木々に覆われていて実は展望が良くない。

つまり、沖縄で高所からの好展望を望むなら登山ではなくバンタとなるのだ。

眼下に美しい海が広がる沖縄のバンタ、
今回は、沖縄でも絶景の展望を誇る3つのバンタを紹介する。
2016_0420_8_果報バンタ3

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五島列島の最北に浮かぶ楽園 穴場の離島 宇久島


宇久島とは長崎佐世保から西方に約50kmに浮かぶ離島であり、
北東から南西に90km延びる五島列島の最北端に位置する島である。

島へのアプローチ手段はフェリーのみ、それも佐世保から2時間30分、博多から4時間。

世界遺産候補で有名な教会はなく、アクセスも比較的良くないからか、
五島列島のなかでも地味な印象があるかもしれない。
しかし、いや、故に島にはゆったりとした時間が流れていて、
島に広がる自然は五島列島でも屈指の清爽さを誇る。

今回は、そんな宇久島のあまり知られていない素晴らしい魅力について紹介しよう。

2017_0805_大浜海水浴場0

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太平洋のただなかに浮かぶ辺境の孤島 青ヶ島をツーリング


青ヶ島とは、東京の南360km、伊豆諸島の有人島としては最南端に位置する島である。

人口は約160人と、東京にあって日本一人口の少ない村であり、
島全体が土地公簿で地番のついていない「無番地」と呼ばれるレアな土地となっている。
また、アクセスの困難さもあり、辺境の中の辺境の離島といえる。

しかし、そこには他では見ることのできない壮大な風景、美しい海、独自の文化があり、
人生を終えるまでには一度訪れておきたい、そんな場所である。

普通に訪れるだけでも結構大変な島であるが、
今回は、そこに愛車(NC750x、大型バイク)を持ち込み、ツーリングしてみた。

バイクに跨り駆け巡った青ヶ島の貴重な魅力について紹介しよう。

2018_0605_青ヶ島_00

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おじゃりやれ 東京にある南国 八丈島 ~八丈富士 編~


八丈島とは、東京の南290kmに位置する常春の島である。
八丈富士と三原山、ふたつの火山が接合してできた「ひょうたん型」の島であり、
あの『ひょっこりひょうたん島』のモデルとなった島ともいわれている。
が、『ひょっこりひょうたん島』の著作権使用料が高すぎて観光に利用できなかったそうだ。

また、八丈島は『ガンバの冒険』のモチーフの島でもある。
① 八丈島でマムシ退治のために島に雉を導入
② ヘビがいなくなってネズミ増加
③ ネズミ退治のためイタチ導入
このことから斎藤惇夫が着想を得て創られたのが『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』だそうだ。

素晴らしい自然の景色もさることながら八丈一周道路登龍道路鉢巻道路といった素晴らしいツーリング・ロードが延びる島。
伊豆諸島一番のツーリング・アイランドと言ったら、ここ八丈島だろう。

カーフェリーはなく、バイクを運ぶには少々厄介な離島であるが、
愛車のNC750xを持ち込み、跨り駆け巡って感じた八丈島。

今回は、特に八丈島のシンボルともいうべき『八丈富士』について紹介しよう。

2018_0609_八丈島1

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