秘島中の秘島! 八重山のパナリ島を探検する


パナリ島とは、八重山諸島に属する島であり、黒島と西表島の間に位置している。

パナリ(島)」とは愛称であり、その意味は沖縄方言で「離れてるもの」。
正式な名前は「新城島(あらぐすくじま)」であり、
これは「上地島(かみぢじま)」と「下地島(しもぢじま)」の2島の総称となっている。

島には店・駐在所・診療所・信号はおろか、公衆電話や公衆トイレすらない、
はっきりいって何もない島である。

また、住民基本台帳上の人口は15人ほどだが、実際に島に定住している人はおらず
普段、島民は石垣島か西表島に住んでいるそうだ。

島民関係者以外の参加が禁止されている秘祭でも有名な島
今回は、小宝島与路島よりも更にヤバい、日本屈指の秘島であるパナリ島を紹介する。
2017_0323_0_アクセス手段1


探検ルート




1.パナリ島へのアクセス

パナリ島は、定期船が運航していない離島であり、
島へアクセスするには、パナリ島観光が開催するツアーに参加するしかない。

ツアーの参加費は10500円。(2015年11月 時点)
ツアー時のみ、大原(西表島)行きの高速船が上地港に臨時に寄港し、
ツアー客を島に降ろしてくれる。
2017_0323_1_アクセス手段1

整備された上地港。定期船が停泊しない秘島の割にシッカリした港だ。
2017_0323_1_アクセス手段2



2.島での移動手段

島に到着したら、まずはパナリ島観光のハウスへ。
トイレ・シャワーの施設はここにしかない。また、ビール等の飲み物もここで買うことができる。
2017_0323_2_パナリ島観光2

舗装された道路などない小さな島であるが、軽トラックとゴルフカートで島内を移動する。
尚、ツアーガイドは1人なので、ゴルフカートはツアー客が運転することになる。
2017_0323_3_移動手段1



3.サンゴの石垣が美しい上地集落

珊瑚の石垣で囲まれた家々と白砂が敷かれた道
喜界島の阿伝や与路にも劣らない、のどかで雰囲気のある南の島の集落だ。

定住している島民がいないとはとても思えない。
2017_0323_4_集落1



4.青く澄んだパナリのビーチ

パナリ島には3つのビーチがある。

1つは島の南西岸にある「浜崎」。リーフの美しい海岸だ。
2017_0323_5_浜崎2

透き通る海にポツンと佇む奇岩(ノッチ)。海の向こうにそびえる島は「西表島」。
2017_0323_5_浜崎3

2つ目のビーチは、島の北岸に広がる広大な砂浜。名前は無い。
八重山の海はスコールで虹がよく架かる。
2017_0323_5_北の浜2

3つ目のビーチは、桟橋の近くにあるこぢんまりとした恋路ヶ浜
雲が掛かっていても、青く透き通る南国の素敵な海。
2017_0323_5_恋路ヶ浜1



5.先島諸島火番盛 タカニク

タカニクと呼ばれる先島諸島の「火番盛(ひばんむい)」。

火番盛とは琉球王朝時代に建てられた、
のろしを上げて異国船の到来を琉球王府に通報するための遠見番所

島の高所の1つではあるが、実は標高15mにも満たない場所である。
2017_0323_6_タカニク(火番盛)2

タカニクから望むパナリ島の北部。眼前に広がる見渡す限りのジャングル
2017_0323_6_タカニク(火番盛)4



6.島一番の眺望 クイヌバナ

島一番の展望を望むなら、やはり物見台「クイヌバナ(クイヌパナ)」だろう。

クイ」とは沖縄の方言で「越す」、「バナ」は「先端」の意味であり、
クイヌバナとは「端の高台」の意味だそうだ。

高台に登ると、八重山民謡にも謳われた美しい風景が広がる。
2017_0323_7_クヌパナ2



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