小笠原の有人離島の最高峰、母島の乳房山に登る


母島のほぼ中心にそびえる標高462.6mの乳房山は小笠原の有人離島では最高峰
因みに、無人島を含めた小笠原最高峰は南硫黄島の標高916mである。

乳房山には、
長木山経由で山頂まで登り、大剣先を経て集落まで下山する遊歩道が整備されている。
この遊歩道をじっくり一周するには大体3~4時間はかかる。

よって、登山スケジュールは以下の3パターンとなる。

① 朝8時に出発し、お昼に下山して集落でランチ
② 朝10時に出発し、山頂でお弁当を食べてから下山
③ ランチ後13時に出発し、日没前に下山 ※日没が早い冬季は×

遊歩道にトイレはないので①のスケジュールがおススメだが、
今回は③のスケジュールで登る。

登山ルート





1.まずはお昼ごはんを食べてエネルギー補充

乳房山を登る前にサロン・ルシエルでエネルギーを補充する。

2016_1211_1_ルシエル1

ルシエルのランチメニューは2品で日替り。なのでメニューも手書きだ。
2016_1211_1_ルシエル2

台湾の煮込み豚肉かけ飯「魯肉飯(ルーローファン)」を食べる。
お値段はドリンク付きで1080円だ。
2016_1211_1_ルシエル3



2.母島最高峰の乳房山を登る

13:00、乳房山登山を開始する。
登頂ルートは3つ

・右ルート・・・比較的緩やかだが距離の長いルート。展望所は多い。
・左ルート・・・距離の短いルート。展望所は少ない。
・舟木山ルート・・・玉川ダムまで車両で行き、右ルートをショートカットするルート。

おススメは左ルートで登り右ルートから下りるコースだ。
ゆっくりと素晴らしい展望を眺めながら下山することができる。
右ルートで登ってしまうと展望が背中側となってしまう。

どちらのルートも登山道入口は元地集落の外れ、乳房ダムの手前にある。
2016_1211_2_乳房山登山1

左ルートは、あまり展望が開けない。
鬱蒼としたジャングルの中を登っていく。

直径19m、深さ4.5mのくぼ地、太平洋戦争の爆弾の跡だ。
2016_1211_2_乳房山登山2

登山道に立ちふさがるガジュマル。ここから山頂まではあと1.1km。
2016_1211_2_乳房山登山3

遊歩道の階段は苔むしていて滑るので注意
2016_1211_2_乳房山登山4

これが左ルートで唯一の展望。このルートでは展望はまず望めないと思ってよい。
2016_1211_2_乳房山登山5



3.乳房山の山頂からの景色は素晴らしい

途中休まずにひたすら登り続け45分で登頂
山頂の展望台から母島の西海岸と大崩湾を一望する。

2016_1211_3_乳房山山頂1

石門崎の断崖を遠望。
石門は冬季(10月~2月)入林禁止なので、ここから眺めるしかない。
2016_1211_3_乳房山山頂3

大崩湾の反対側は、海に突き出た長細い半島「東崎」
2016_1211_3_乳房山山頂2



4.下山を楽しむ

左ルートで登頂した後は、右ルートで下山する。
ここからは左ルートと打って変わって、尾根沿いに素晴らしい展望が開ける

正面に元地の集落、沖には向島、左手には姉島等の島々が浮かぶ。
2016_1211_4_乳房山下山1

尾根沿いには東屋があるので休憩することもできる。
2016_1211_4_乳房山下山2

尾根の南端から望む大崩湾。
2016_1211_4_乳房山下山3

尾根の南端は母島に寄り添う南の島々を望む好展望スポットでもある。
2016_1211_4_乳房山下山4



5.大剣先からの眺め

大剣先まで辿り着いたら、集落まであと少しだ。

2016_1211_5_剣先山1

眼下には元地の集落。ここまで来ると集落の喧騒が聞えてくる。
2016_1211_5_剣先山2

14:45、無事下山。
遊歩道一周の所要時間は1時間45分、慌ただしい登山行だった。
景色がとても素晴らしいので、出航時間等の制約がなければ、
3時間はかけてゆっくり歩きたい遊歩道だ。
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